
デルタ航空、予約クラスの改定 - 「S」クラスを追加
デルタ航空は、2019年9月4日以降の米国国内線および国際線のフライトを対象に、「S」クラスがデルタ・コンフォートプラスの新たな予約クラスとして導入されました。今後、デルタ・コンフォートプラス運賃は「W」および「S」の予約クラスにてご販売いただけます。GDS上には7月8日の週に既に反映しています。「W」は「S」より高い価格に設定されます。スカイマイルや証書によるアップグレードは2文字の予約クラスが使用されますが、GDS上では「S」の1文字で表示されます。
デルタ航空は、ジョイントベンチャーパートナーとの連携を強化するなど、より一貫した運賃をご提案するため、プレミアムプロダクトの改善に取り組んでいます。
GDS上の表示クラスについて
現在のGDSシステムの制限により、以下の複数のオプションの全ての予約クラスは、1文字の「S」クラスとして表示されます。
- 有償航空券(S)
- スカイマイル特典旅行(SN)
- 無償メダリオンアップグレード(SU)
- スカイマイル グローバルまたはリージョナルアップグレード証書(SY)
- eNCI アップグレード証書(SY)
メインキャビンの運賃基本コードの最初の文字は変更されません。 ただし、以下を除くすべての路線で「S」クラスを予約する場合、7文字目が「C」から「I」に変わります。
「S」クラス:韓国と東南アジアのPoSでは、 「S」クラスの7文字目はSに変わります。
「W」クラス:韓国と東南アジアのPoSの場合、 「W」クラスの7番目の文字はそれぞれ「Z」と「O」に変わります。
運賃基準コードの最初の文字に基づいて割引が適用されるため、企業契約を更新する必要はありません。
デルタ・コンフォートプラス運賃「S」クラスの価格設定
大西洋路線および太平洋路線のデルタ・コンフォートプラス運賃をGDSで予約・販売する場合、旅行会社は「S」クラスで予約し「通常の運賃計算」のエントリーで運賃計算を行ってください。 「S」クラスが空いている場合、最安値のデルタ・コンフォートプラス運賃が提供されます。「S」クラスに空席がない場合や 「S」クラスの運賃設定がない場合には、「W」クラスで予約し「通常の運賃計算」のエントリーを使用してくださいなお、GDSで「最安値運賃検索」のエントリーを使用しないでください。 デルタ・コンフォートプラス運賃とメインキャビン運賃は同じカテゴリーに属しているので、「S」クラスや「W」クラスの予約は削除され、より安いメインキャビン運賃が再予約されるためです。
デルタ・コンフォートプラス運賃はデュアル・インベントリーチェックに基づき決定されます:コンフォートプラスの予約クラス「W」、「S」クラスは共にメインキャビンの予約クラスと連動して運賃が決定されるため、両方のキャビンクラスの空席状況により運賃が変動します。 表示されたPNRの運賃を確定するために、すぐに航空券を発券することをお勧めいたします。
デルタ・コンフォートプラス アップグレード証明書
2019年6月17日より、2019年9月4日以降のフライトについて、デルタ・コンフォートプラス eNCI アップグレード証書を利用する場合は、旅行会社からグローバルセールスサポート(GSS)またはデルタ航空予約センターへのご連絡ください。 この改定に伴い、これらの証書のご利用規約も変更されます。 その他のアップグレード証書は、引き続きGDSでのご利用が可能です。
その他ご不明な点がありましたら、グローバルセールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。