航空券について - 概要    更新済み 2024 6月 21日

航空券の意義

IATA規定に従い、航空券は次の役割を果たすものとします:

  • 航空券は、航空券に表示される特定地点間の航路に関する旅客および航空会社間の契約書です。

  • 航空券は、航空券に記録された具体的なフライトおよび日付での2地点間の航路に関して承認するものです。

  • 航空券は支払いの証拠であり、旅客に対する領収書となります。

  • 航空券は会計上の記録となります。

ひとつのPNR内に同一旅客の複数の航空券がある予約 

デルタ航空では、お客様に等しく最高のサービスと利便性を提供するため、ひとつのPNRにおいて、お客様お一人につき航空券一枚のみ発券いただきますようお願いいたします。デルタ航空のシステム上は、同一PNRの同一旅客に対して複数の航空券を発券することは可能ですが、以下のようなサービスの不具合を引き起こす恐れがあります サービスエラーには以下の内容が含まれますが、これらに限定されません。

  • オンライン、モバイル、セルフサービス・チェックインでの不具合
  • 手荷物のお預け入れ時の不具合
  • 当核便以降の予約のキャンセル
  • スケジュール変更および遅延・欠航など、イレギュラー時の代替便の手配漏れ

また、同一PNR内の同一旅客に対し複数の航空券が発券された場合、その航空券が使用されるか、または手動で更新されるまでは、直近の航空券のみが予約に関連付け(フック)されます。関連付け(フック)されていない航空券は、未使用のクレジットとしてdelta.comのお客様のウォレットに表示されます。お客様が誤ってその航空券を新しい航空券の購入に使用された場合、その航空券は本来の目的であったPNRでは使用できなくなります。

デルタ航空では、お客様により良い旅の体験をご提供できるよう、ひとつのPNRにおいて、お客様お一人につき航空券一枚のみ発券いただきますようお願いいたします。


航空券の有効期間

米国50州内、または米国50州、カナダ、プエルトリコ、米国バージン諸島間の旅程については、航空券は発券日から1年間有効で、この有効期間内に全旅程を完了する必要があります。 交換された場合は、旅行が開始されたかどうかに関わらず、元の航空券の発券日から1年以内に航空券を再発券し、全旅程を完了する必要があります。

ご注意:特定の運賃には異なる有効期間が設定されており、この場合はその運賃に関連する具体的な規定が優先されます。

国際線のご旅程については、航空券は元の航空券の発券日から1年間有効で、この有効期間内に旅程を開始する必要があります。ご出発後は、出発日から1年以内に全旅程を完了する必要があります。 航空券が交換または再発券された場合:

a) 完全に未使用の航空券は元の有効期間である1年以内に交換していただく必要があり、新しい航空券発券期日が付与されますが、交換日に基づき元の有効期間が維持されます。元の有効期間内にご旅行を開始する必要があり、旅行開始日から1年以内に全ての旅程を完了させなければなりません。

b) ご出発後は、出発日から1年以内に航空券を再発券し、全旅程を完了する必要があります。

ご注意:特定の運賃には異なる有効期間が設定されており、この場合はその運賃に関連する具体的な規定が優先されます。


航空券の譲渡

航空券は譲渡することができません。 旅行会社は、他の旅行者の名前に航空券を譲渡/再発券することはできません。


最大区間数

Eチケットに表示できる最大区間数は16です。


PNRのキャンセル待ち区間

PNRにキャンセル待ち区間を加える際には、次のガイドラインに従ってください。

  • キャンセル待ちは、運賃規定がキャンセル待ちを認めている場合のみ、認められます。PNRにキャンセル待ち区間を加える前に、全運賃規定をご確認ください。
  • 1つのPNRで、同一都市間において4便以上のフライトのキャンセル待ちはできません。 
  • 確定済み区間の後に、キャンセル待ち区間を入力してください。

航空券でのウェイバーコードの入力

デルタ・セールスサポートまたはデルタ航空予約センターは、例外を承認した場合、航空券に入力するためのウェイバーコードを発行します。不要なデビットメモの発行、および旅行会社とデルタ航空の双方に追加の管理費が生じることを回避するためにも、ウェイバーコードを正しく入力することが必要とされます。


ウェイバーコードの登録および記録方法

  • 発券に際して、チケットデジグネーターが利用されない場合は、チケットデジグネーター欄(運賃ベース/チケットデジグネーター)にウェイバーコードを入力してください。例:フェアベイシスコード/ウェイバーコード - QA7NR/12342X

  • 法人用、旅行会社用または他のチケットデジグネーターが適用される場合は、ツアーコード欄にウェイバーコードを入力してください。

  • チケットデジグネーターおよびツアーコード欄の両方が発券に使われている場合は、エンドースメント欄にウェイバーコードを入力してください。

  • PNRに加えて、必ず航空券にも入力してください。航空券に入力されない場合、監査によりデビットメモが発行される可能性があります。

発券は、ウェイバーコードが入力された日と同日に行う必要があります。同日の発券を行わなかった場合は、デビットメモが発行されます。

ご注意:監査目的のために、ウェイバーコードの入力にエンドースメント欄を使用する場合、ウェイバーコード全体が表示されるように、エンドースメント欄の先頭に入力してください。


Delta Ticket StockでのOA旅程の発券ガイドライン

公示運賃

デルタ航空は、デルタ航空 (DL)、エールフランス航空 (AF)、KLMオランダ航空 (KL)、ヴァージン・アトランティック航空 (VS)、アエロメヒコ航空(AM)、大韓航空(KE)のフライトを1区間も含まない旅程について、旅行会社がデルタ航空(006)航空券番号を使用してeチケットを発券することを認めていません。また、運賃は、デルタ航空の航空券番号での発券を認めているものでなければなりません。

ご注意:特定の例外事項が適用される場合があります。ご質問や詳細は、GDSヘルプデスクにお問い合わせください。

プライベート運賃

旅行会社がデルタ航空(006)航空券番号で他の航空会社のプライベート運賃を発券することはできません。

上記の発券制限への順守を怠った場合は、1つ以上のデビットメモが発行されることになります。


特約の解除

デルタ航空はいかなる理由でも旅行会社の特約を解除することができます。Delta's Travel Agency Accreditation Group(旅行会社認定グループ)より解除をお知らせします。この行為により、次にあげるような旅行会社の権限を解除します:

  • デルタ航空の航空券およびサービスの販売

  • 他の航空会社の輸送に対するデルタ航空の認証プレート(または自動認証)の使用

  • デルタ航空の販売によるコミッション請求

その他の情報

発券、再発券、払い戻し、またはVOIDためのGDS手順に関してサポートを必要とされる場合は、ご利用のGDSヘルプデスクにお問い合わせください。その他ご不明な点がありましたら、デルタ・セールスサポートまたはデルタ航空予約センターまでお問い合わせください。

 
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