旅行会社向けスケジュール変更およびイレギュラー運航(IROP)時の再予約ポリシー
このスケジュール変更およびイレギュラー運航ポリシーは、以下に示す通り、デルタ航空が提供する代替便をそのまま承諾する、デルタ航空に連絡することなくお客様に代替便を提供する、またはお客様への航空券の払い戻しを行う、という選択肢を提供します。 以下のガイドラインは、2024年10月28日以降のご搭乗に適用されます。
適用対象:
- すべての販売拠点 - 国内線および国際線
- 「国内線」とは、米国内、米国領内、または米国と米国領間における予定のフライトを意味します
- 「国際線」とは、米国または米国領と米国外および米国領外の地点を結んで発着する予定のフライトを意味します
- 「米国」とはアメリカ合衆国を構成する50州とワシントンD.C.(コロンビア特別区)を意味します
- 「米国領」とはプエルトリコ、米領バージン諸島、グアムを意味します
- DL006 航空券として発券された旅程
- 以下の「スケジュール変更およびイレギュラー運航の再予約ガイドライン」のヘッダーに記載するスケジュール変更およびイレギュラー運航
- デルタ航空便名のフライト(デルタ・コネクション航空会社またはその他のコードシェア提携会社が運航するフライトを含む)
スケジュール変更およびイレギュラー運航の再予約ガイドライン
無償変更の資格を得るには、スケジュール変更またはイレギュラー運航が次のガイドラインの1つを満たす必要があります:
- フライトのキャンセル
- 出発の前倒し:
- 2024年10月28日より前に発行された航空券の場合、国内線も国際線も120分以上
- 2024年10月28日以降に発行された航空券の場合、国内線は180分以上、国際線は360分以上*
- 到着の遅れ:
- 2024年10月28日より前に発行された航空券の場合、国内線も国際線も120分以上
- 2024年10月28日以降に発行された航空券の場合、国内線は 180分以上、国際線は360分以上*
- 当初の予定 とは異なる空港での発着
- 元の旅程より1か所以上途中降機地が増える旅程となる変更
- 異なるサービスクラスへのダウングレード
- フライト番号の変更
- 運航航空会社の変更。例えば、デルタ航空メインラインからデルタ・コネクション航空会社へ、 またはその逆の変更
- 乗り継ぎが不可能となる何らかの変更
影響を受けるお客様がお体の不自由な方の場合、スケジュール変更またはイレギュラー運航により使用機材が変更され、お客様が必要とするアクセシビリティ機能の一部またはすべてが利用できなくなる可能性がございます。サポートが必要場場合はグローバルセールスサポートにご連絡ください。
*複数のスケジュール変更があり、集計すると上記のように出発時刻が早まったり到着時刻が遅くなる可能性がある場合は、GSSにお問い合わせください。
注:無償変更の対象となるPNRは、無償変更の代わりに旅程をキャンセルし、航空券の未使用部分の払い戻しをリクエストすることもできます。 その他の詳細は以下に記載します。
GDS内のスケジュール変更処理
影響を受けたPNRが上記のガイドラインの1つに該当する場合、スケジュール変更を処理するために、担当者は以下を行う必要があります。
- PNR内の古いあるいは変更されたセグメントを削除(キャンセル)してください(適切なステータスコードについては、ご利用のGDSヘルプデスクにお問い合わせください)。
- お客様にとってスケジュール変更が受け入れ可能かどうかを確認してください。
- お客様がスケジュール変更を承諾され、デルタ航空によって航空券がリバリデーションされている場合、その他の手続きは不要です。
- お客様がスケジュール変更を承諾されても、デルタ航空によって航空券がリバリデーションされていない場合は、航空券の再発券が必要です。下記の「再発券に必要な手続き」に従ってください。
承諾できないスケジュール変更またはイレギュラー運航のための再予約オプション
- 変更後のフライトは、元のフライトと同じ出発地と&目的地、または元のフライトの出発空港、目的空港から半径100マイル以内の空港で利用可能な代替便に再予約できます
- 新しいフライトは、同じご搭乗クラスで再予約できます
- 空きがある場合、同じサービスクラスで再予約してください
- メインキャビン運賃の場合 - 同じサービスクラスが利用できない場合は、空席のある次のサービスクラス(Yクラスまで)で再予約してください
- メインキャビン以外のその他のすべてのご搭乗クラス – 新しいフライトは、空きがあれば同じサービスクラス、または同じ搭乗クラスで利用できる次のサービスクラスで再予約できます
- 変更後のフライトは、元のフライト出発日の2日前または2日後(+/- 2日)以内の再予約ができます。
- 代替便のご利用は、デルタ航空便名便およびデルタ航空運航便、またはデルタ・コネクションの便に限らせていただきます
- ご出発まで72時間以内のフライトの場合、JVパートナーであるAF、KL、VSでは同日のフライトで再予約が可能です。運航航空会社の同一ご搭乗クラスの空席のある予約クラスで再予約できます。 他のJV提携会社での予約変更については、GSSにお問い合わせください。
- また、PNRには以下の「必要な手続き」に記載されている必要事項を入力してください
- 航空券は同額の航空券として再発券し、必ずお客様に新しいフライト情報をご連絡ください。
- 往路便への変更が生じた場合、当初のご旅行日数またはステーション変更を確保するため、復路便を変更することができます。復路便は、当初の予約と同じサービスクラスでのみ予約可能です。
上記に記載した代替便が利用できない場合は、旅行代理店様よりグローバルセールスサポートへご連絡いただく必要がございます。
再発券に必要な手続き
- 次のOSIメッセージを入力してPNRを作成してください:
- OSI DL REISSUE DUE TO DL INVOL
- ウェイバーコードは不要です
スケジュール変更またはイレギュラー運航による払い戻し
払い戻し可能な航空券
米国を拠点とする旅行会社、米国バージン諸島およびプエルトリコの旅行会社は、ARCを通して通常の払い戻し手続きを行ってください。 BSP経由で報告を行う旅行会社は、BSPを通して通常の払い戻し手続きを行ってください。
払い戻し不可の航空券
デルタ航空によるスケジュール変更またはイレギュラー運航で、次のうち1つ以上に当てはまる場合、旅行会社は払い戻し不可の航空券を払い戻し することが可能です 。
- フライトのキャンセル
- 出発の前倒し:
- 2024年10月28日より前に発行された航空券の場合、国内線も国際線も120分以上
- 2024年10月28日以降に発行された航空券の場合、国内線は180分以上、国際線は360分以上*
- 到着の遅れ:
- 2024年10月28日より前に発行された航空券の場合、国内線も国際線も120分以上
- 2024年10月28日以降に発行された航空券の場合、国内線は 180分以上、国際線は360分以上*
- 当初の予定 とは異なる空港での発着
- 元の旅程より1か所以上途中降機地が増える旅程となる変更
- 異なるサービスクラスへのダウングレード
- フライト番号の変更
- 運航航空会社の変更。例えば、デルタ航空メインラインからデルタ・コネクション航空会社へ、 またはその逆の変更
- 乗り継ぎが不可能となる何らかの変更
影響を受けるお客様がお体の不自由な方の場合、スケジュール変更またはイレギュラー運航により使用機材が変更され、お客様が必要とするアクセシビリティ機能の一部またはすべてが利用できなくなる可能性がございます。サポートが必要場場合はグローバルセールスサポートにご連絡ください。
*複数のスケジュール変更があり、集計すると上記のように出発時刻が早まったり到着時刻が遅くなる可能性がある場合は、GSSにお問い合わせください。
必要な手続き
GDSで対象となるスケジュール変更、イレギュラー運航、またはフライトのキャンセルを受け取られましたら、以下のOSIメッセージを追加し、GDSで払い戻し手続きをしてください。
注: 旅程をキャンセルする前にOSIメッセージを追加する必要があります。
PNRに次のOSIメッセージを入力してください:
OSI DL REFUND PER DL INVOL
No-Show – Automatic Refund
スケジュール変更またはイレギュラー運航が発生した後、お客様が払い戻しまたは旅程の変更をリクエストせず、航空券の最初のオープンフライト区間がノーショーとなった場合、残りのフライト区間はすべてキャンセルされ、自動的に払い戻しされます。(注:ネットおよびバルク運賃の航空券は、発行した旅行会社が払い戻しを行う必要があり、デルタ航空は払い戻しを行いません。) そのフライトに搭乗する予定がないことをお客様がわかっている場合は、お客様にノーショーの前に貴社にご連絡いただき、代替便予約または払い戻しを行うようお勧めしてください。
払い戻しは、元のお支払い方法に対して行う必要があります。 クレジットカードでご購入の航空券の払戻しに関しては、7営業日以内に処理されます。その他のお支払い方法(現金、小切手、eクレジット、ギフトカード、スカイマイルプログラムのマイルなど)で発券された航空券は、20暦日以内に処理されます。払い戻し状況は、払い戻し状況を確認する(delta.com)でオンライン確認できます。
お客様が搭乗を希望せず、航空券の払い戻しを希望されない場合は、その予約(または残りのフライト区間)を出発前に再予約する必要があります。
補足情報
- 代替便予約および/または払い戻しを適時に処理するため、旅行会社は、お客様に対するPNRの初回予約にお客様のご連絡先(Eメールアドレスなど)を含める必要があります。
- 旅行会社は、新しいフライト、キャンセルして払い戻しを受けるお客様の権利についてお客様に助言し、お客様の航空券を再発行する責任があります。
- 上記のガイドラインに規定されていない変更については、発券済み運賃の再発券規定に従います。航空券に規定されているすべての追加の料金、手数料が適用されます。
- この再予約ポリシーに規定された手続きを行わなかった場合には、デビットメモが発行される場合があります。
- 上記のガイドライン以外のリクエストまたはご質問については、デルタ航空のグローバルセールスサポート、AF/KLトレードサポートまたはデルタ航空予約センターにお問い合わせください。
デルタ航空のスケジュール変更およびイレギュラー運航ポリシーは、デルタ航空の独自の判断により、予告なく変更される場合があります。