
デルタ航空、米ファスト・カンパニー誌「2019年世界で最も革新的な企業」に2年連続でランクイン
E-Mail Extraでの通信
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デルタ航空は、ファスト・カンパニー誌の「2019年世界で最も革新的な企業」に2年連続で選ばれました。アップル、マイクロソフト、グーグル、ロケットラボなど先進的IT企業が名を連ねるなか、唯一の航空会社となりました。
デルタ航空が2018年に導入した空港ターミナルの生体認証技術と、フライトの安全性と快適性を向上する革新的な気象予報アプリにより、旅行業界ランキングでは昨年より順位を4つ上げ、2位を獲得しました。ファスト・カンパニー誌は、「(生体認証は、)チェックインからゲートまでの移動を著しく簡単にした」と評価しています。
デルタ航空の最高運航責任者、ギル・ウェスト(Gil West)は、次のように述べています。「デルタ航空にとってテクノロジーは、従業員に次ぐ強みです。私たちのチームは、大きく考え、小さくスタートし、早く習得するという能力を備えていて、お客様の声を聞き、お客様の要望に迅速に応えるために、テクノロジーと画期的なプロセスを設計することができます。」
デルタ航空は2018年にフライト・ウェザー・ビューアー(Flight Weather Viewer)のバージョン2.0を発表しました。このアプリは、パイロットに航路で発生している乱気流や気象災害をグラフィックでリアルタイムに提供するiPad用のアプリです。パイロットは、前方の気流が航空機に与える影響を判断し、より正確に航路を調整することができるので、乱気流による機体の揺れを軽減し、お客様により良い快適な機内エクスペリエンスを提供することができます。このアプリにより、パイロットが気流の良い場所を探して高度を「盲目的に」変えることがなくなり、アプリ導入の初年度に燃料費を数百万ドル削減し、CO2排出量を数万トン削減しました。
デルタ航空は2018年に生体認証で航空業界をリードしました。クレア(CLEAR)と提携し、米国の空港内に50箇所あるすべての「デルタ スカイクラブ」に、本人確認のオプションとして指紋認証を導入しました。また、米国税関国境警備局と協力し、米国初となる生体認証技術を導入した空港ターミナルの運用をハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港の国際線ターミナルにて開始しました。顔認証技術を利用することにより、お客様はチェックインから手荷物預け入れ、保安検査、搭乗まで、航空券やパスポートを取り出すことなく、カメラに顔を向けるだけでスムーズに通過することができるようになりました。
生体認証と気象予報アプリが、デルタ航空が今年「世界で最も革新的な企業」に選ばれた理由でしたが、この他にも、革新的なソリューションをいくつか発表しています。最先端の除氷装置や世界発のワイヤレス機内エンターテインメントシステムの導入、従業員がデルタ独自の顧客サービスを提供することをサポートするための専用プラットフォームのの開発など、デルタ航空は2018年に様々な革新を起こしました。
デルタ航空は昨年、「2018年世界で最も革新的な企業」にも選ばれましたが、これは、RFIDバッグタグと追跡ツールを導入し、お客様がフライデルタ(Fly Delta)アプリを使ってリアルタイムで預け入れ手荷物を追跡したり、プッシュ通知を受信できるようにしたことが評価されたものです。