デルタ航空、羽田空港とアメリカ5都市を結ぶ直行便の就航を米国運輸省に申請   

E-Mail Extraでの通信

デルタ航空は本日、羽田空港とシアトル、デトロイト、アトランタ、ポートランド間を結ぶ昼間の直行便のデイリー運航と、羽田―ホノルル間直行便の1日2便運航を米国運輸省に申請しました。

デルタ航空が申請した羽田―シアトル、ポートランド、アトランタ、デトロイト線は、米国の航空会社では、唯一デルタ航空のみが運航する路線となります。現在運航している羽田-ミネアポリスと羽田-ロサンゼルス線に、新たな羽田路線を追加することで、東京都心に近く利便性の高い空港と、米国各都市を網羅するデルタ航空の広範なネットワークをつなぐことができ、より多くのお客様に、デルタ航空の信頼性の高い運航と卓越したサービスを提供することができます。

デルタ航空が申請した路線は、他の米国航空会社とその提携パートナーである日本の航空会社が運航する路線と比べて充分な競争力があり、お客様に包括的な代替路線を提供します。

現在運航中の羽田-ミネアポリス便および羽田-ロサンゼルス便は、昼間時間帯での運航開始以来、既に80万人以上のお客様にご利用いただいています。今回申請した追加便のメリットは次のとおりです。

  • 羽田空港を出発および到着するお客様により便利なスケジュールを提供し、太平洋岸北西部、南東部、北東部への乗り継ぎ便を拡張します。
  • 米国で最大規模の5都市と東京を結ぶことで、貿易と観光の発展に貢献します。
  • それぞれのハブまたはゲートウェイ空港が包括的な路線網を有しているため、地理的に多用な市場と地域社会にサービスを提供することができます。
  • 5空港すべての周辺にある大規模なビジネスコミュニティに対し、より多くの座席を供給し、高い利便性を提供します。

各路線で使用予定の機材は以下のとおりです。

  • 羽田―シアトル線では、デルタ航空の最新の国際線用ワイドボディ機材であるエアバスA330-900neo型機を使用します。A330-900neo型機はデルタ・ワン スイート、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・コンフォートプラス、メインキャビンの4つの座席クラスを搭載し、お客様にこれまで以上に多くの選択肢を提供します。
  • 羽田―デトロイト線では、デルタ航空のフラッグシップであるエアバスA350-900型機を使用します。受賞歴のあるデルタ・ワン スイートを最初に搭載した機材です。
  • 羽田―アトランタ線では、改装済みのボーイングB777-200ER型機を使用します。デルタ・ワン スイート、デルタ・プレミアムセレクト、デルタ・コンフォートプラス、メインキャビンの4つの座席クラスを搭載。メインキャビンではデルタ航空の国際線で最も幅が広いシートを採用しています。
  • 羽田―ポートランド線は、エアバスA330-200型機で、全席通路から直接出入りできるフルフラットベッドシートのデルタ・ワンが34席、デルタ・コンフォートプラス32席、メインキャビン168席の合計234席になります。
  • 羽田―ホノルル線は、現在改装中のボーイングB767-300ER型機で、新たな機内設備とエンターテインメントシステムが搭載されます。

上記の機材はすべて、全座席に個人用エンターテイメントスクリーンを設置し、充分な広さの頭上棚を備え、Wi-Fiを使ったテキストメッセージの送受信は無料です。お食事、スナック、お飲み物もすべて無料で提供しています。また、運航の信頼性の高さについては定評があり、「最も定時運航率の高い航空会社」に選ばれています。

デルタ航空は、70年以上に渡り日米路線を運航しています。現在東京(羽田と成田)からの出発便は1日7便で、全米150都市以上への乗り継ぎを提供しています。今年4月には、大韓航空との共同事業の一環として、関空―シアトル線の運航を開始します。日本人向けのサービス向上に努めており、ミシュランの二つ星を獲得した「一汁二菜うえの」の上野法男シェフと昨年契約し、日本発着便の全客室のメニュー考案を一任しています。

新規路線は、政府の認可が下りれば、2020年夏スケジュールに運航を開始する予定です。

 
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