『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙がデルタ航空を2018年のベスト米国航空会社に選出   

デルタ航空は『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙による米国航空会社ベスト&ワーストのミドルシート・スコアカードで、2年連続で米国航空会社のトップにランクされました。

  • 年間ランキングは、フライトの遅延、欠航、ディナイド・ボーディング(オーバーブッキング)、クレームなどの項目によってランク付けされます。
  • この受賞は、フライト・グローバルによる「最も定時運航している航空会社」の2年連続獲得に続くものです。

『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のベテラン航空記者、スコット・マッカートニーは、デルタ航空が2018年に数多く発生した天候による遅延・欠航対策の向上に取り組み続けていることが今回の結果につながったと指摘しています。

天候状況などが、他社の精彩を欠いた運航実績の要因として考えられた中、デルタ航空がこうしたイレギュラーオペレーションに対しての体制が整っており好転できる点が評価されました。

デルタ航空の最高執行責任者、ギル・ウエストは『ジャーナル』紙に、悪天候時の対処が航空会社の信頼性の鍵になる、と語っています。「天候が悪化した中でも、当社は他社に大きな差をつけました」とウエスト。

マッカートニーは、「デルタ航空最大のハブであるアトランタは2018年、70インチ以上という史上2番目の降雨量を記録した」ことを指摘しています。

また、マッカートニーはデルタ航空の凍結対策への取り組みも評価しています。デルタ航空は昨年2千万ドル以上を投じて、アトランタで12台の除氷トラックを追加購入し、除氷パッドを増設しました。

「ウエスト氏はこれが欠航や遅延を削減したと述べている」というマッカートニーの記事の中で、ウエストは次のように語っています。「アトランタの除氷によって、100便の欠航を防げる日がいつか来るでしょう」。

またこの記事は、デルタ航空が2008年のノースウエスト航空との合併後に適切で優れた統合を行ったことも指摘しています。他社の合併に比べて、デルタ航空は合併後に迅速に運営を著しく向上させたと、マッカートニーは述べています。

「デルタ航空によると、主要路線と地域便で1便の欠航も出さない日が143日間続いており、これは2017年の無欠航90日間の記録を上回っている。2018年、デルタ航空のメンテナンスの問題による欠航はわずか55便であった。2010年には5,000便以上のメンテナンスによる欠航があった」と、マッカートニーはウエストが挙げた数字について指摘しています。

ウエストは『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙のランキングについて、次のように述べています。「航空会社の運営にはチームワークが必要です。業界で最高の人材を確保している、というのはまさに本当なのです。このランキングの結果は、日々信頼性の高い運航とサービスを提供しているデルタ航空8万人の従業員によるものです。彼らなくしては、この栄光は不可能だったでしょう」。

2018年の米国航空会社の評価を分析したマッカートニーの言葉は、「デルタ航空が光っている」でした。

 
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